Jan 29, 2016

Two blade GLASS JAR SHARPENER & TSUNAGO



シャープペンや消せるボールペン全盛の今、鉛筆の出番はすっかり少なくなったように思います。それでも使ってみれば、しゃっしゃと線やら文字を書いたり、グルグル円を描いたり、微細な濃淡をつける表現などには重宝するものです。私も棚や什器のラフ案を描く時は使いますが、紙にストレスを与えないおおらかさがあって良いものです。

ですが、鉛筆の最大のストレスはやはり削ることでしょうか。。。長時間使うと、けっこうな頻度でそれをしなければいけないのが、むむむ、ということで、いっそ削ることが楽しい!と思える手回し鉛筆削りをいくつかご紹介します。

【Two blade GLASS JAR SHARPENER】


最近の新製品で、高速で削れる手回し削りです。何が高速かというと、手回し式の削り器は普通鉛筆を15~18回くらいまわして削るのですが、これはカタログ公称によると8回まわせばピンピンに削れるすごいやつです。時間にして、20秒ほどかかっていたものが10秒足らずに短縮できる逸品です。

実際やって見ますと、まっさらの鉛筆は10回ほどで、芯が丸くなっただけの折れていない鉛筆なら3〜4回まわせば十分尖った芯になります。


さて、その秘密ですが、アルミ削りだしのフタ内部に刃を2枚取り付けたこと。鉛筆を挟む様に両サイドからしっかり削っていきます。


削りくずは瓶の中にたまり、視覚的にも削った感あります。これはおそらくスパイス瓶を流用しているかと思われます。大阪にある国内唯一の鉛筆削り工場の「中島重久堂」と文房具メーカーの共同開発で特許出願済みアイテムです。

Two blade GLASS JAR SHARPENER 2500円+税 
取扱店:アンジェ 上野店、丸の内店 ANGERS SHOP INFO




【TSUNAGO ツナゴ】


芯を削るのが目的というものではないのですが、上と同じ工場、中島重久堂で作られている2015年のヒット商品です。「TSUNAGO」の名のとおり、短くなった鉛筆を繋ぐものです。

方法は、短くなった鉛筆2本を用意し1本の頭部分ともう1本の芯先を、2つの差し込み口で削り、それぞれの接続部の形をつくり、出来上がった2本をボンドでくっつければ、長い鉛筆の出来上がりです。


鉛筆をとことん使っての経済性とエコロジー、好きな色柄の鉛筆を引っ付けてオリジナルのデザインを楽しめるという発想豊かな逸品です。お子様とも遊び感覚で取組めば、エコにも色の感覚にもためになりそうです。



TSUNAGO ツナゴ 1500円+税
取扱店:
アンジェ 河原町店、新宿店、上野店、梅田店 ANGERS SHOP INFO
クロッシェ大日店 crochet SHOP INFO 
ノイシュタット 箕面店、大手町店 Neustadt SHOP INFO
グリンストア名古屋店 GRiN store SHOP INFO

*ツナゴは現在生産が追いつかない状況です。
お求めの際は在庫の状況をご確認下さい。

以上、鉛筆を使う時、密かに楽しめる削り器でした。